クラブチームとナショナルチーム

 
貴章がドイツのSCフライブルクへ移籍したことで、ブンデスリーガのサイトを覗くことが多くなった。
すると面白いことに気が付いた。
 
SCフライブルクのウェブサイトではシセ(セネガル)やプツィロ(ベラルーシ)がアフリカネーションズカップ予選やユーロ予選で母国の代表選手になり、それぞれのチームで活躍していることが掲載されているのだ。
直近ではそれらの国際試合を終え、みんな怪我もなくチーム復帰したことも。
 
その目でブンデスリーガの他クラブを見てみた。
バイエルン・ミュンヘンでは自クラブのシュヴァインシュタイガークローゼのゴールをお膳立てしたことや、その対戦チームであるベルギーには自クラブのヴァンバイテンがいて、PA内でそのシュヴァインシュタイガーと対峙したことなども書かれている。(サイト上の記述はもっと直接的、具体的)
 
そうか、ヨーロッパのクラブには世界各国からその国の代表選手が集まってきてるからなぁ、などと思いつつイタリア、セリエA、カターニャのサイトを見ると、ナント一番上の写真はニッカンからの転載で森本の写真。記事は「野人(なごやんによる気の利いた意訳)モリモト、ナショナルチームで2得点」と、先日のグアテマラ戦のニュースだ。試合内容もかなり詳細に書かれている。(もちろん、イタリア人ザッケローにのことも。^ ^)
 
そして、もっとあちこち捜してみると、このテの記事はヨーロッパのクラブ一般に見られることがわかった。
 
要するに、「ほら、ウチのクラブの選手達、その国の代表としてこんなに活躍しているよ。」と言っているのだ。
自クラブから母国の代表選手が出るのはクラブにとって誇りなのだ。クラブにとっての誇りは同時にサポーターにとっての誇りでもあろう。
また、クラブとしてみれば「ウチのスカウトはこんな素晴らしい選手を見つけてきたんだぞ。」とも言っているようだ。
 
翻って日本のクラブを見てみよう。
 
永田充がグアテマラ戦後半から出場、安定した守備を見せる」とアルビは伝えたか?
8月11日の韓国代表vsナイジェリア代表の試合でチョ・ヨンチョルがフル出場し、勝利に貢献したことをアルビは伝えたか?
ワールドカップ南アフリカ大会におけるチョン・テセの「涙の国歌斉唱」を彼が当時所属していた川崎フロンターレは伝えたか?
ワールドカップ南アフリカ大会でオーストラリア代表のケネディがセルビア戦にフル出場し、勝利に貢献したことを名古屋グランパスは伝えたか?
 
習慣の違い、文化の違いと言ってしまえばそれまでだが、私はアルビレックス新潟のサポーターとして、永田充が日本代表に選出され、出場し、活躍するのはもちろん嬉しいし、誇りに思える。と同時にチョ・ヨンチョルが韓国代表選手として世界を相手にする姿も嬉しい。
私自身が偉いわけでも努力したわけでもないし、私自身が彼らのために特別なことをした覚えもないのにだ。サポーターとはそんなものだ。
 
日本ではナショナルチームの強化のためJリーグが作られた。従って、一般的にはクラブチーム<ナショナルチームだ。
一方、ヨーロッパでは クラブチーム>>>>>>ナショナルチーム と聞いている。
 
それは本当なのだと、改めて感じた。
 
もしかすると、こんなことはサッカー通の間では当たり前でよく知られたことかもしれない。
しかし私にとっては新しい発見であった。
 
この気持ちは(他のクラブは放っておいても)アルビレックス新潟には是非伝えたい。
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