なごやんの鉄道日記(17)

なごやんの鉄道日記もようやく3分の1まで来ました。今回はです。
 
【御殿場線】
名古屋にいると静岡県の西部、浜松付近は愛知県のすぐ隣りという感じですが、東部になると神奈川県との県境がどこにあるのかすら怪しくなってきます。
新幹線では熱海は静岡、小田原は神奈川となんとなくわかりますが、東海道本線になると熱海は静岡、湯河原は神奈川です。よそ者にとってはどうでもいいといえばどうでもいいのですが、頭の中がグジャグジャです。
神奈川県の国府津駅から静岡県の沼津駅までというと通常東海道本線を思い浮かべるのですが、もう一路線、箱根を挟んで北側をぐるりと回る線があり、途中、静岡県の御殿場を通るため、御殿場線と名付けられました。御殿場線には新宿から小田急がJRと相互乗り入れをしていて、特に御殿場付近は気分的に首都圏です。
 
私は3年くらい前でしたか、夏休みに青春18きっぷで箱根へ「避暑」に行ってきました。こんな感じです。
 
金山(名古屋市)--[東海道本線]--浜松--[東海道本線]--熱海--[東海道本線]--小田原—<箱根登山鉄道>—箱根湯本—<箱根登山鉄道>—宮ノ下(泊)
そして翌日
宮ノ下—<箱根登山バス>—仙石—<小田急バス>—御殿場--[御殿場線]--沼津--[東海道本線]--熱海--[東海道本線]--静岡--[東海道本線]--浜松--[東海道本線]--豊橋--[東海道本線]--金山(名古屋市)
 
帰りは御殿場から御殿場線で沼津へ出ました。
 
仙石では箱根ラリック美術館へ行きました。ルネ・ラリックの作品を堪能した後、おやつをル・トランでとりました。これはオリエント急行のサロンカーを運んできて、展示してあるもので、内装にはルネ・ラリックの作品がたくさん使われています。オリエント急行はロンドンのウォータールー(だったと思います)駅のホームで一度見て触ったことがありますし、日本へ来た時に(多分大阪か神戸の港に着いたと思います)名古屋を通過するというのでわざわざ名古屋駅まで見にいったことがありますが、中に入ったのは初めてでした。まあ、ケーキもティーもはっきり言ってイマイチでしたけど。
  ル・トランの予約券
 
【武豊線】
たけ ゆたか線ではなく、たけとよ線です。全国的にみれば殆ど無名に近い路線ですが、実は愛知県最古の鉄道路線です。
東海道本線のできる前です。というより、東海道(本)線建設のために作られた路線です。建設用物資を海路で武豊港まで運び、そこから鉄道で運ぼうということになりました。今では大府-武豊間を知多半島東部を縦断するように走っています。
この線が作られた当時、今の東海道本線にあたる路線はあちこちで寸断された形で存在していましたが、愛知県までは届かず、東は神奈川県止まり、西は岐阜県止まりでした。
1886年3月、武豊から熱田まで線路が敷かれるとそれは貨物路線として大いに活躍しました。
翌年この線に大府駅が置かれ、更にその翌年、大府-浜松間が東海道(本)線として開業し、大府-武豊東海道(本)線の支線に位置づけられました。
現在の区間がが武豊線となったのは1909年のことです。
武豊線は日本の鉄道史上、極めて重要な路線です。
 
知多半島には大企業もありますが、むしろ中小企業の発達している「ものづくり」の地域で、小都市、町が多く、どこもそこそこ裕福で、地方交付税不交付団体の自治体も多数あります。
そんな背景もあり、「平成の大合併」でも結局一件の合併もありませんでした。(一時南知多町と美浜町の合併による「南セントレア市」()構想もあったのですが、町長の発案によるこのネーミングが全国へ向けた恥さらしとして住民投票で却下され、その勢いで合併そのものも頓挫しました。)
 :セントレアは中部空港の愛称で、その南に位置するため、当時の某町長が「合併後の名は南セントレア市だ」と言いだし、大ブーイングを受けました。
 
知多半島には武豊線よりも名鉄路線が発達していて需要も多いのですが、半島を東西につなぐ線、すなわち半島横断鉄道はありません。
  知多半島を巡らせる鉄道路線(クリックで拡大してください。)
がJR線、が名鉄線です。
 
       
大府高校甲子園出場!@大府駅        大府駅前ロータリーにある
                                   中京女子大学スクールバス停留所
 
知多半島の付け根、大府市には甲子園出場経験のある大府高校があり、また、柔道の吉田秀彦はこの市の出身ですが、大府市は あの 中京女子大学の所在地でもあります。
吉田沙保里伊調馨伊調千春・・・わかりますよね。^ ^ 元アルビ L の岡林亜希代もこの大学の出身です。
 
大府駅に入った武豊線(キハ75)は折り返し武豊行きになります。ワンマンで走ることが多く、運転手は大変です。
    朝、夕の列車の一部は武豊発名古屋行き名古屋発武豊行き区間快速になります。区間快速の大府-名古屋間は東海道本線で、停車駅は共和、金山です。この区間快速は比較的空いているため、大府-名古屋間の通勤客や学生に好評です。
 
トヨタのさきがけ、豊田佐吉の「はたおり機」の伝統を継ぐ会社は大府市にあります。大府では農業も盛んで、有数のぶどう産地でもあります。収穫期には名古屋市のデパートでも売られますが、大抵午前中に完売します。
 
武豊の一歩手前にある半田は知多半島最大の中心都市で、「ごんぎつね」の作者新美南吉の出身地です。旧郵政省が発行したこんな絵はがきもあります。
  
 
名鉄常滑線(上の地図参照)開業70周年記念に発行された常滑焼でできたの切符。厚さ10mm。ずっしりしています。乗車すると110円と書かれた紙が剥がされ、「使用済み」となります。もちろん、自動改札機は通れません。常滑市には常滑焼の伝統に裏付けられた全国規模の陶器会社もあり、常滑競艇の力も借り、勢いがあります。
  
 
【伊東線】
静岡県の熱海駅と伊東駅を結ぶ線で全長はわずか16.9kmです。熱海から伊豆半島へちょこんと入っている感じです。
私は熱海市内の網代までは行ったことがあります。温泉旅館に泊まろうと思い熱海を当たったら空きがなく、網代温泉へ行ったのです。まあ、とりたてて用事のある路線ではありません。
 
次回は楽しい(といってもあまり経験のない)鹿児島本線です。
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コメント

  • 銀蜘蛛  On 2009年12月12日 at 21:44

    はじめまして、銀蛇と言います。日本各地の鉄道に乗ってらっしゃるようで。同じ県内に住む方の、スペースだったので、コメントさせてもらいました。

  • なごやん  On 2009年12月13日 at 22:40

    銀蛇さんコメントありがとうございます。そうあちこち行っているわけではありませんが、長い人生の間にはそこそこ旅の経験もあります。まあ、思い出話を書いているだけですので、機会があったらお読みください。

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